「皆既月食って何?」と子どもに聞かれたら、どう説明しますか。3年ぶりに綺麗に見えるという皆既月食の日に、子ども向けに説明した内容をまとめます。

皆既月食は、月が地球の影に入ること

皆既月食とは、月が地球の影になってしまうことです。少しずつ月が影に入っていく様子は、まるで食べられているように見えます。だから「月食」と言うのですね。

この日は18時14分ごろから始まり、1時間くらいかけて少しずつ欠けていって、19時24分に月が地球の影にすっぽり入りました。

なぜ月が赤っぽく見えるのか

影にすっぽり入った月は、真っ暗にはならず、赤っぽく見えます。それは、地球の空気が太陽の光を曲げるからです。太陽の白い光が地球の空気やチリに当たって散らばり、赤っぽい光だけが月に届くのです。

大気のチリの量によって色は少し変化し、黒っぽく見えたり赤黒く見えたりします。この色を赤銅色(しゃくどういろ)と言います。この日は20時24分ごろまで、約1時間、赤銅色の月が見られました。

月が暗くなるからこそ見える星

月が光を失ったときは、普段見えない星が見えるチャンスでもあります。この日は双眼鏡を使えば天王星も見えるかもしれないと言われていました。月の右側を注目してみるのがポイントです。

まとめ

皆既月食は、天体の仕組みを子どもと一緒に学べる機会です。欠けていく過程と赤銅色の理由を知ると、夜空を見る時間がもっと楽しくなります。

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